
北海道立総合研究機構及び北海道大学へ。
農業と食品加工業を中心とした産業に、ICTやロボットなどの先端技術を活用しようと試験研究や技術開発及び技術指導をしている現場を調査。
道総研では産学官連携して企業ニーズに合った技術開発支援、例えばジャガイモの芽を取り除くロボット開発などの研究事例を紹介いただいたり、各種ロボットを用いた実践的な技術習得支援を行う「食品ロボット実証ラボ」の施設調査をさせていただきました。
北大では、農学研究院の野口伸教授から「スマート農業の現状と今後の展望」をテーマに、農業におけるSociety5.0の具体的取組をお聞かせいただき、実際に遠隔監視ロボット農機として、NTTとの協業で5Gを利用し、無人で自動走行するトラクタを見学。
ビッグデータやAIの具体的活用を間近に見させていただき、私達の身近な田畑でも、耕うん・整地・草刈・農薬散布・収穫など小型スマートロボットが普通に作業している光景もそれほど遠い未来ではない気がしました。