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災害時の被災者支援を学ぶ

2025年2月24日

愛知県主催のシンポジウム、テーマは昨年9月の県議会一般質問で私が取り上げた「災害中間支援組織」のあり方について。
「災害中間支援組織」は、災害時被災者支援にあたる専門ボランティア団体(避難所運営、建設重機を扱うなど特殊な技能を持ったNPOや団体)の支援のもれ・むらをなくす調整機能を果たす、いわば旗振り組織。
熊本地震以降、その活動が注目され能登半島地震でも多くの被災者の命と生活を守りました。
本年1月現在では23都道府県に設置されているものの、愛知県には未設置です。
2年越しの検討経て、本日設置に向けた第一歩として本シンポジウムが開かれ、「あいち広域ボランティア・NPO本部」の設置が発表されました。
器ができて、あとは魂をどう入れるか。
飛び交う行政・社協・NPO等との「連携」「情報共有」の言葉、上下関係やメンツを排除して、パートナーとして解決策を一緒に考える、できるところが必要な場所に繋げる・繋がることができることに尽きると思います。
パネリストである東海市社協の宝達さんの言葉。
「支援者・支援団体が大切にしなくてはいけないこと、それはどこで、だれが、なにを、それが支援として手段としてどこと、どのようにつながっているのか知ること」
事前に把握整理しておく忘れてはならない視点です。