調査内容は出入国審査と保安検査。
出入国は国の在留管理庁の所掌、観光客等を装ったテロなど不法目的で日本に入国することを水際で阻止する国会安全保障の重要な役割を担っています。
顔や指紋認証のデジタル化が進んでいる現状と偽造変造パスポートの識別方法などとても勉強になりました。
保安検査(手荷物検査)では、爆発物等が見つかった時の対処法などをヒアリング。
国際線の荷物は預けてから航空機に搬入されるまでにCTで内部をチェック、怪しい物が見つかるとセンサーが働き、人が最終判断します。
大量の水やういろうでもセンサーは反応するようで、Aiやビッグデータの活用で精度は上げられそうな気もしました。
ちなみにこれまで爆発物を現認したことは無いようです。
万が一爆発物が見つかった場合の訓練もされており、実は敷地内に処理スペースも確保されているんです。
空港は世界と日本を繋ぐ重要な空の玄関口。
セキュリティ上写真撮影は全て不可とのことで、うまくお伝えできないのが残念ですが、水際の安全保障を考えるとても貴重な調査となりました。