令和3年安全・安心対策特別委員会 本文 2021-08-26

【小木曽史人委員】
 地元の海部・津島地区でも封筒にクレジットカードを入れさせて、その封筒をすり替える手口の特殊詐欺が多発している。愛知県内で手口の地域的な偏りがあるのか。また、新しい手口の啓発はどのように取り組んでいるのか。
 自主防犯活動を活性化する地域自主防犯活動活発化促進事業について、コロナ禍で補助金の応募が少なくなっているなどの状況はあるのか。

【地域安全対策室長】
 最近の特殊詐欺の傾向については、地域的な傾向はほぼ見られず、県内全域で多発傾向にある。手口については、百貨店の店員をかたってキャッシュカードが不正利用されているため交換が必要といった手口やオレオレ詐欺が多発している。こうした情勢に対応するため、防犯活動専門チーム「のぞみ」を活用し、寸劇やユーチューブ、4コマ漫画による啓発に努めている。

【県民安全課長】
 自主防犯活動について、本年度上半期時点で、県内に3,712の自主防犯団体がある中、本年度の地域自主防犯活動活発化促進事業には、20団体から応募があった。内訳は、侵入盗・自動車盗11団体、特殊詐欺5団体、子供・女性安全対策6団体、若者対策3団体である。引き続き、自主防犯活動に力を入れて、啓発を進めていく。

【小木曽史人委員】
 コロナ禍により、普及啓発活動に制約があるが、新たな手口の情報について、工夫をして、可能な手段で啓発してほしい。
 自主防犯団体の活動は重要な取組である。本年度から若者とのコラボも始めるとのことであるので、しっかりと展開してほしい。

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